Hasselblad X1D II 50Cの誘惑
31st Oct,2021
Hasselblad X1D II 50Cの誘惑
31st Oct,2021
友人が新調した「Hasselblad X1D II 50C」を見せてくれて、改めて高解像度、中判の領域に意識が向く。
海での活動を少しづつ広げていることもあるのか、普段の行動が新鮮味を感じれなくなっているのか、自身の言動に情熱を帯びさすことが出来ていない。
そんな空気も海は感じ取るのか、唸るような写真が映せない。
コンディションのせいなのか
自分の意識の違いなのか
季節がそうさせるのか
そんなフワフワした気持ちに喝を入れるような友人のハッセルブラッド攻撃。
実は久しぶりの物欲復活である。
とはいえしっかりと調べる。
レンズは一応500cmのオールドレンズを持っているからそこからスタートとして、中古なら50万くらいから。なんとかやりくりすればいけるのか。いろいろシミュレーションを繰り返す。
2日ほどリアルに考えてたところに連写についての記事や、解像度に関してのLeica M10 モノクロームとの比較記事などを目にする。連写ができないと正直きつい。発熱問題も少し気になる。解像度に関しても僕はその能力を引き出せる自信もない。
結論、波にはまだ必要ないと思った。
“まだ”というところがキーだが、まだLeicaでやるのことしていることが山ほどあると感じたからだ。
友人は「ハッセルはプロのカメラ、ライカはスナップ」と言う。
そんな言葉が最後に僕を納得させたかもしれない。
ハッセルを使うにはもう少し緻密に経験を重ねねば。
僕はまだ波をスナップのように撮ることを続けないといけない。
久しぶりに良き物欲との闘いでした。
記事内の写真で使用した機材
LEICA M10 Black Chrome
Leica_APO-Summicron-M 50mm f2 ASPH