Leica Summilux-M 21mm f/1.4 ASPH と散歩
29th Nov,2020
Leica Summilux-M 21mm f/1.4 ASPH と散歩
29th Nov,2020
ずっと念願だった、いつかはきっと。というレンズに手を出してしまった。
Leica Summilux-M 21mm f/1.4 ASPH.
昔、友人にこのレンズでポートレートを撮ってもらった写真が唯一無二な印象で、ずっっっっと頭から離れなかった。なんと言っても開放f1.4のボケと21mm広角が描写する情報量。
僕はこのレンズで「ポートレート」と「波」の写真を撮りたいとイメージして今を迎えている。人は場所によって心も表情も変わるし、人のみの描写がポートレートじゃないんじゃないのかなとずっと思っていた。僕が写してもらった写真はまさにそんな感じだし、僕もそういう写真が撮りたい。
あと「波」について。
専用のハウジングもないのにデジタルライカM(M10とM10モノクローム)を海に沈めているクレイジーな奴はいないし、アポズミクロンのレンズ一本でやってきたので、それも含めると正気の沙汰ではないと思う。でもだからこそ自分らしいアプローチと表現で写真が撮れるし、21mmでそんな表情で波を捉えられるのか、楽しみすぎて次の朝焼け日が楽しみだ。
波の写真はこちらのサイトにまとめています。使用しているカメラは全てライカ。Leica x-u / M10 / M10M。また来年の1月17日まで吉祥寺BAYFLOWにて写真展も開催しています。(詳細はこちら)
とはいえライカのレンズを購入するのは相当な覚悟が必要だ。強い決意とそれなりの財力(耐え切れるのか、、)。久しぶりに緊張した手にとった瞬間。ライカのレンズにしてはずっしりと、そして少し長め(ほんの少しだけ、気になることはない)。ピントリングはアポズミのスムーズと比べてしまうと少し重たい。
撮った写真当たり前だけど広角。でも開放で人物を撮るとなんともいえない雰囲気の写真に。逆光でも綺麗に光を取り込んでくれる。朝日もどんな風に撮れるのか今から楽しみだ。
少し経ったら簡単なレビューをしよう。
記事内の写真で使用した機材
LEICA M10 Black Chrome
Leica Summilux-M 21mm f1.4 ASPH