今日、友人とこのレンズの話になった。
購入した頃、少しだけ触れたことがあった( Leica Summilux-M 21mm f/1.4 ASPH と銀座 )。
使ってきた感想をまとめても良い時期だなぁとふと思ったので簡単に。

最初に撮った写真が僕はずっと心に残っている。
僕の１本はアポズミだったせいもあるのか、この光の解釈には驚いた。
これがズミルックスかと。
何気ない１枚だけど、僕はすぐに好きになった。

そう、僕はこのレンズを海で、そしてポートレートで使いたいと思っていた。
僕がライカを知る前に、友人が同じレンズで何気なく撮ってくれた僕のポートレートの雰囲気が大好きだった。その時から次にレンズを買うなら21mm以外ないと決めていた。

もちろん手に入れてすぐに海にも入った。

正直50mmより難しい。
タイミングと距離感を間違えれば間抜けな写真になりがち。
単純に動きのある被写体のフレーミングが大変ということもあるけど。。

けどハマった時の構図の迫力、光の描写はとても良い。
繊細に、自然に写すアポズミとはまた違う雰囲気。

昨今、寄れるレンズが続々と現行で投入されているので広角レンズ郡も新しい世代が登場するかもしれない。僕にとって21mmズミルックスの最短70cmというのは違和感なく撮れる印象。新しいレンズを触ったことがないのが幸いなんだろう。知らないことは幸せなこと。。

広角を使う人は同じだと思うけど、家族との距離が近くなった。

購入するとき世の中のレビューから海外の記事まで読み漁った。性格的に高価なものであればあるほど自分に本当に必要か説得するように記事を漁る。ただズミルックス21mmに関しては漁ったと言えるほど存在してなかった。使っている人、レビューしている人が少ないんだ。けど僕は人気のないレンズが好き。そして癖のあるレンズが自分のスタイルにピタッとハマってくれた瞬間、本当に手に入れてよかったと安心する。