1981'A photograph is the expression'

ファインダーを覗く

1st Mar,2020

ファインダーを覗く

1st Mar,2020

昨年末から負傷していた小指の手術。バレンタインデーの初めての手術から、月末の全身麻酔の再手術まで。初めての入院、2泊3日。そしてリュックの中にはハッセル500C/MとM10とM10モノクローム。何を撮ろうって訳じゃないんだけど、非日常のお供にはカメラ。海で撮ってたり山で写真を撮るとき、飽きることなくワクワクしながらずっとシャッターを切り続けている。だけどこういう空気を切り出すような行為が苦手なんだと感じている。その練習としてやっぱりカメラを持ち歩くべきで、持ち歩いている。ラップトップを持参して仕事に励み続ける予定も虚しく終わる。ベットの上では何にも意欲が湧かない。普段は全く観ないTV側に意識を向け続ける。本当はこういう「静」の空間で集中して切り撮るんだろうなぁ、と思う。自分が見ている何気ないベットや風景、自分が感じているやる気のでない病室、さすがに看護婦さんを撮るまで住み着けなかったけど、そういうところも。じっと、何気ないものを見ていると、いや、ダメなんだよね、ファインダーを覗かないと。改めてファインダーを覗いて見ていると、あ、ここじゃない、あ、今じゃない、って瞬間に出会える気がする。成長としてはシャッターを切ったこと。少しは写真を撮ったこと。これでいいんだと思う、少しずつ少しずつ。小さく小さく進めればいい。

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